エンゲル係数「28・6%」、44年ぶり高水準…価格上昇や外食利用増で「食費」の割合高まるへの解説コメント

2026/02/07 07:53



総務省「家計調査」で2025年分・二人以上世帯の内訳(用途分類)から確認すると

消費支出 314001円
 食料 89754円

なのでエンゲル係数は89754÷314001≒28.58%。ちなみにこの食料には、交際費として支出した食料は含まれない。

都市規模別では
 大都市 29.5%
 中都市 28.6%
 小都市A 28.2%
 小都市B・町村 27.4%
と、地方ほど低くなる。食材の相場が安いのに加え、自前の食材調達のつてがあるのだろう。

エンゲル係数の増加は「元々係数が高く出る高齢層の増加」「コンビニをはじめとした流通形態の整備により中食の普及が進んだ」などが主要因である。

消費支出の内訳で気になるものとしては(実質対前年増減率)食料以外に

交通・通信 +6.7% 自動車等関連品や交通費
教育 +6.8% 授業料など
光熱・水道 +2.5% 電気代、ガス代など
被服及び履物 -1.8% 洋服、和服など

が挙げられる。

エンゲル係数の高さは貧困化というよりは「生活様式上エンゲル係数が高くなる高齢層の増加」「コンビニやスーパーなどの増加に伴う、中食文化の普及浸透」「食が「必要不可欠なもの」に加え「生活の上での楽しみ」の色合いが濃くなっている」などが要因。諸外国と比較して日本は高い云々という話もあるけど、食文化というか食へのこだわりの違いがそのまま数字化されてる感はある。そもそもエンゲル係数を貧困の物差しとして使うのなら、比較対象双方で各種条件をあわせておかないかんがね。

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