精米5キロにかかるコストは2811円、試算を初公表…4000円台の水準続く店頭価格は「高すぎ」との見方もへの解説コメント

2026/03/08 08:18



試算詳細は米穀安定供給確保支援機構「令和7年度第4回コスト指標作成等委員会の開催について」内試算結果。「2811円/精米5キロ」との数字が独り歩きしている感はあるが、これはあくまでも2026年3月時点の平均的な米流通におけるコストを意味しており、このままの価格で市場で販売されるのがあるべき姿ではないことに注意が必要。さらに2025年3月時点での試算は2718円/精米5キロであり、これらの試算の限りでは、2024年産米と2025年産米との間でコスト上昇は3.4%・93円/5キロでしかなく、現状におけるこのコスト増加分をはるかに上回る値上がり分は、多分に流通のどこかで生じていることを認識する必要がある(多分に集荷業者以外の民間業者における釣り上げ分)。

本文中の3300円/5キロとの価格は、集荷業者以外の民間業者による業者間取引での取引価格跳ね上がりの影響が無ければ、おおよそ3500円に落ち着いたことが予想されていた(農水省「コスト構造の実態調査」より)こともあわせ、3000~3500円がコンセンサスを得つつあることを考えれば、妥当な線ではある。

あとは、指標コストはあくまでも平均的な環境下におけるものだから、小規模農家ならもっとコストはかかるし、大規模ならばもっと低く抑えられる。

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