不足から一転“コメ余り” 店頭で5キロ3500円前後に 値下がり歓迎の一方で消費は低迷 苦境の生産者が新たな一手 福岡への解説コメント

2026/05/22 08:00



「3月末時点でコメの民間在庫量は277万トン」は農水省「米穀の販売事業者の月末在庫状況」がベース。民間在庫は出荷段階(集荷業者)と販売段階(卸売業者)の合算によるものだが、内訳としては出荷段階208万t(+54%)、販売段階69万t(+53%)。特に販売段階の在庫量は極めて多く、ここ数年来の動向とはかけ離れた量となっている。

「1人1カ月あたりのコメの消費量は昨年度は平均4435グラム」は米穀機構「消費動向調査」。1人1か月あたり精米消費量を見たもので(g、前年比)

2020年度 4730(+2.2%)
2021年度 4529(-4.2%)
2022年度 4625(+2.1%)
2023年度 4626(+0.0%)
2024年度 4722(+2.1%)
2025年度 4435(-6.1%)

と4年ぶりのマイナス。直近年度の内訳をみると

家庭内消費量 2929(-8.2%)
中・外食消費量 1506(-1.8%)

と、特に家庭内での消費が落ち込んでいるのが確認できる。

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