消費者離れに価格下落 先行き不透明のコメ事情… 在庫率は“過去最高”40% 販売競争加速かへの解説コメント

2026/05/31 08:20



米消費量の減少ぶりは米穀機構「米の消費動向調査」で確認でき、それによると世帯の平均1人1か月あたり精米消費量は(g、カッコ内前年度比)

2025年度 4435(-6.1%)
2024年度 4722(+2.1%)
2023年度 4626(+0.0%)
2022年度 4625(+2.1%)
2021年度 4529(-4.2%)

となり、4年ぶりの減少となる。消費場所別の実情を見ると、中食・外食よりも家庭内での消費量が大きく減っている。さらに月次で動きを見ると、家庭内では2025年4月以降前年同月比のマイナスが続いている。一方、総務省「家計調査」で月次が取得できる二人以上世帯の消費量動向を見ると、昨年年末ではマイナスだったが、今年に入ってから大幅なプラスも見せており、恐らくは単身世帯での消費が大きく減っているものと思われる。

農水省「米穀の販売事業者の月末在庫状況」によれば4月末時点の民間在庫は249万t。卸売業者での在庫は相当量のもので、流通上ではその上の集荷業者の在庫まで増加の一途。新米の登場で商品価値の高い米の供給がはじまれば、さらに在庫は増えることだろう。

なお政府の買い入れ云々に関しては、すでに備蓄米がその一部を担っている。

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