「不足」から一転、岩手県内もコメ余り 民間在庫は過去最大 米穀店「赤字覚悟で売り切るしかない」への解説コメント

2026/07/08 17:31



米の流通は一般的に

生産者→集荷業者→卸売業者→小売業者・外食店→消費者

の流れとなるが、農水省「民間在庫の推移」によると直近5月における民間業者の在庫状況は(前年同月比)

民間在庫全体 223万t(+75万t、+49%)
 集荷業者 165万t(+56万t、+51%)
 卸売業者 57万t(+17万t、+43%)

と、卸売も集荷も一杯一杯な状態。さらに米穀販売事業者の小売業者や外食店向けの販売量動向は前年比で1~2割減が続いており、米の消費が落ち込んだままであることが示唆されている。

また、新米となる2026年産米は早ければ7月から、多くは8~9月から出荷され、市場に並ぶことになる。それまでに2025年産米の在庫をさばけなければ、保管コストがかさむだけでなく、古米判定を受けて価値はさらに下がってしまう。いわゆる「損切り」的な価格引き下げが必要となるだろうし、そこまで価格を下げても落ち込んだ需要ではまかないきるのは難しいかもしれない。

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