「去年と比べて随分と安い…」 “令和のコメ騒動”から一転 コメ価格下落続く 倉庫には大量のコメ袋が山積みに 背景には何があるのか 【福岡発】への解説コメント

2026/07/21 17:15



直近2~3年における米の市場価格の上昇と、昨今の下落は、ひとえに需給バランスの変化によるもの。供給よりも需要が大きいならば価格は上がり、需要よりも供給が大きくなれば価格は下がる。昨今の下落に限れば要因として

・流通業者内における2025年産米の過剰在庫
 昨今の価格下落に限れば5月末時点で集荷業者が165万t(+51%)、卸売業者57万t(+43%)(農水省「民間在庫の推移」)と、前年比で5割前後増しの状態。
・米の市場価格の上昇による米の一般家庭における需要の減少
 米穀機構「消費動向調査」を見ると家庭内消費量は3月まで前年同月比マイナス、中・外食消費量は2025年12月までマイナス。
・2026年産米の市場展開をひかえ、保管場所の確保と、古米化して商品価値の下がる2025年産米を早期にさばくことが求められている。

などが挙げられる。また、相場と需給を読み切れなかったのも一因だろう。

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