コメ価格下落も販売量は横ばい 農家や専門家から稲作衰退を懸念する声 専門家「まだ下がる余地」〈宮城〉への解説コメント

2026/07/22 08:26



米の流通は一般的に

生産者→集荷業者→卸売業者→小売業者・外食店→消費者

となるが、農水省「米の相対取引価格・数量、集荷・契約・販売状況、民間在庫の推移」から相対取引価格(集荷業者と卸売業者間の米の取引額)を見ると、2024年産米まではこの時期の価格は横ばい、むしろ上昇傾向にあったものの、2025年産米では下落を続けており、2025年10月時点では37058円(60キロ)だったものが直近2026年6月では31305円にまで下がっている。数量は6月では前月比+67%と、価格の下落でようやく動き出した感はある。

他方、在庫状況は5月末時点で集荷業者が165万t(+51%)、卸売業者57万t(+43%)と、相当なだぶつき状態。2025年産米の民間在庫で7月は0万t、8月16万t、9月146万tとの動きを見ると、新米が流通に出回り始めるのは8月以降。新米を納めるスペースを作るのや、2025年産米が古米となり市場評価が下がるのを前に、手持ち在庫を少しでもさばくため、値はさらに下がるだろう。

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