コメ価格下落の懸念で自民党県連が農林水産省に緊急要望 政府備蓄米買戻しなど求めるへの解説コメント

2026/08/06 07:50



農水省「食料・農業・農村政策審議会食糧部会」によると、2025年に放出された備蓄米に関する買戻しなどだが、買戻し確約済みの競争入札放出分31万2296tだけでなく、随意契約による27万9976tも買入れが決まっている。合計約59万t。これについて「供給不足が生じる見込みが低い環境下で行うことが必要」との前提の上で、「今後の需給状況等を見定めた上で、時期・数量を判断します」とだけある。他方、民間在庫を見るとJAなどから成る集荷業者は6月末時点で142万t(+58万t)、卸売業者51万t(+14万t)。数字上の勘案だけでなく実働から想定するに、どこまで影響があるか検証の余地はある。

「適正水準」だが、一応米穀機構「米のコスト指標」から2026年4月時点での平均的な生産段階での米生産コスト20535円/玄米60キロとの指標が出ている。米の生産コストは生産組織の使用面積や生育方法、銘柄に大きく左右されるため、個々の環境に合わせて「適正水準」を勘案する必要があろう。もっとも、集荷業者が直接米生産者から受け渡されている米は、米生産者の出荷量の半分にも満たない。

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