新米「やるだけ赤字」 取引価格が去年の半分ほどまで下落の見通し 生産コストは上昇への解説コメント

2026/08/06 16:56



昨今の米価格の(その直前までの高騰と比較しての)急落に関して、分かり易く、名前をよく知られており、批判しても反論ができないサイドが対象ということもあり、しきりに「米価格の急落は備蓄米のせい」との報道をよく見聞きするが、2025年に放出された備蓄米は(受渡し契約成立済み量)

買戻し確約済みの競争入札によるもの 31万2296t
随意契約によるもの 27万9976t

であり、合計で約59万t。しかも市場価格を抑えるために、販売価格がある程度指定されたものは随意契約のものに限られる。

他方農水省「最近の米をめぐる状況について」などによると、2025/2026年産主食用米など需要量は玄米ベースで691~704万t。随意契約のみでは4%、競争入札分を合わせても8%ほどでしかない。影響が皆無とはいえないが、(特に備蓄米が市場からほぼさばけた昨今では)昨今の米価格の下落について、備蓄米がどの程度影響を与えたのか、よく考える必要があろう。

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