「放出した備蓄米を早期に買い戻せ」宮城のJA関係者が政府に拳 宮城中央会などが仙台で緊急決起集会への解説コメント

2026/08/14 17:04



主張としては民間在庫の過剰感解消のために備蓄米の買い戻しなどが必要とのことだが、すでに農水省「食料・農業・農村政策審議会食糧部会」によると、2025年に放出された備蓄米について、買戻し確約済みの競争入札放出分31万2296tに加え、随意契約による27万9976tも買入れが決まっている(後者は買戻しではなく買入れ、つまり義務的に買戻しが発生したのではなく、状況を鑑みての決定であることに注意)。他方、流通上に過剰在庫がある状況では「食料安全保障上問題」との指摘は、主張の正当化のための論調に過ぎない。なお政府備蓄米の在庫はゼロではなく、2026年6月時点で32万tである。

民間在庫は農水省の公開値の限りでは、集荷業者は6月末時点で142万t(+58万t)、卸売業者51万t(+14万t)。昨年比増加分に対応するためには、60万tでも足りない。また仮に即時買戻しが行われたとしても、元々供給過多・需要減少・現水準価格での米離れが進んでいる現状において、米価の引き上げにどこまで影響を与えることができるのか。

というか、集荷業者の概算金ばかりが叩かれてるけど、概算金で取引される、米生産者と集荷業者との米の量って、米生産者が流す米の半分ぐらいでしかないんだけどねえ。

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