「コメも石油と同じ生活必需品なのに複数年契約じゃなくていいのか」秋田での農業者研究会で農業ジャーナリストが問題視への解説コメント
2026/09/10 14:09
【不破雷蔵さんのコメント】乱高下する米価格への対応としては先物取引がそのポジションにある。そもそも先物取引は将来の価格変動リスクを避けるために生まれたもの。 概算金...#ヤフコメhttps://t.co/NIFDM0OtCE
— 140gnews (@140gnews) September 10, 2026
乱高下する米価格への対応としては先物取引がそのポジションにある。そもそも先物取引は将来の価格変動リスクを避けるために生まれたもの(少額資金で効率よく取引を行う目的もあるが)。
概算金が前年比で急落したことを受けての「石油などと同様に複数年契約を」との話だが、そもそも概算金は米生産者の現金収入の早期確保のための仕組みで、契約分は全量買い取るとの保証が恩恵となっている。仮に集荷業者が複数年契約を了承しても、その契約における概算金は(需給動向が見難く、卸売業者の買取価格が予想できないため)、期待した額からはかけ離れた安値とせざるを得ず、契約年数内に高騰しても、契約時の価格での取引が義務付けられる。そのような取引を望むのだろうか。
さらにいえば米生産者出荷量の586万tのうち、集荷業者が取引しているのは291万tのみ。残り295万tは集荷業者以外の民間業者が即払いで買取っている。複数年契約につき、その民間業者にアプローチしてみてはいかがだろうか。
そもそも概算金の仕組みですら、米生産者保護・優遇の仕組みであるのだし、概算金での取引がイヤな米生産者は集荷業者以外の民間業者と取引しているのが実情ではある。要は「複数年で(高値で)買い取れ」ということなんだろうけど、それをやろうとすると2025年産米のような需要減退の引き起こし、供給過多状態が発生するんだけどね。
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