新米が5キロ2000円台に?「令和の米騒動」が終わる一方で、農家は悲鳴…“安すぎる米”の先に待つ「次の米不足」への解説コメント

2026/09/16 08:12



農水省「食料・農業・農村政策審議会食糧部会」資料によれば2025年産米の主食用など生産量は精米ベースで663万t。さらに2025年6月末時点での民間在庫は138万tで、合わせて801万t。他方、2025年に放出された備蓄米は競争入札分が31.2万t(大部分は集荷業者が引き受け)、随意契約分が28.0万t(小売業者や中食・外食事業者への直接受け渡し)で合わせて59.2万t。生産量と民間在庫の合計に対し、備蓄米放出分は6.5%でしかない(備蓄米の59.2万tは玄米ベースのため、精米ベース52万tで計算)。されにこれらは流通上の都合からいちどきにではなく漸次放出されている。市場の心理的影響はともかく、市場需給として、備蓄米がそれほど大きな影響を与えたとは考えにくい。

なお「国が認定した生産コスト指標である60キロ2万535円」とあるが、あくまでも「取引において参照される指標」に過ぎず、もっとも多い階層ではあるが作付け規模の小さい生産者の値を参照して計算されていることに注意が必要である。

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