コメ概算金が去年の約半額「生産コストも割れている」JAが追加払い検討【佐賀県】への解説コメント

2026/09/30 07:51



集荷業者が直接米生産者から受け渡されている米は、米生産者の出荷量の半分にも満たない。集荷業者経由でない米は、当然概算金の直接的影響は受けない。集荷業者へ卸す(委託販売)のメリットは「確実に売りたい量を買い取ってもらえる」ことにある。農水省「米の流通安定化に向けた対策」によると2025年6月調査時点で、米生産者からの出荷量586万tのうち、集荷業者宛は291万tのみで、集荷業者以外の民間業者には295万t渡っている。

米生産者としては、概算金による集荷業者との取引額に不満点があるのなら、2025年産米のように集荷業者以外の民間業者に引き取ってもらえばよいまでの話だが、一部報でも伝えられている通り、供給過多の相場観を受け、概算金を超える額での民間業者からの取引機会が得られないのだろう(買取り依頼そのものが無いこともあり得る)。だからこそ、殊更に概算金が大きく騒がれているものと思われる。

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