柿の種、専用チョコにアーモンド、三つを合わせたコラボ商品……「亀田の柿の種チョコ&アーモンド」登場
2009/11/11 06:29
【亀田製菓(2220)】は2009年11月9日、明治製菓と共同開発した「110g亀田の柿の種チョコ&アーモンド」を同年11月23日から全国で冬季限定にて発売すると発表した。価格はノンプリントプライス・実質280円前後(消費税込)(【発表リリース】)。
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「110g亀田の柿の種チョコ&アーモンド」は、“米菓”の亀田製菓と“チョコレート”の明治製菓がコラボレーションをし、新しいおいしさを提案する「cacao-komeプロジェクト」(※カカオと米、要はチョコレートと米菓)の新商品として発売される。『亀田の柿の種』に合わせ開発されたオリジナルミルクチョコレートをコーティングし、今までの“チョコ柿の種”とはひと味違う、「ちょい辛とコク甘の絶品ハーモニー」を楽しめる新味覚のお菓子と、リリースでは自負している。その上“チョコ柿の種”のお供としてアーモンドが新しく組み合わされており、コンビネーションのおいしさが一層引き立てられる仕組み。
いつの頃からかは確認できないが、甘いチョコレートと辛い柿の種を組み合わせ、柿の種にチョコレートをコーティングして出来あがった「チョコ柿の種」が市場に出回るようになった。元々柿の種の辛さの口直しとしてはピーナツが主役の立ち位置を占めていたが、甘いチョコを柿の種自身に絡ませることにより、一つ単位で口の中に「甘辛」が楽しめるという「二つの味のハーモニー」が心地よく、多くの人たちに受け入れられるようになった。「チョコレート」そのものがどちらかといえば子供向けのお菓子なため、従来中堅層以上にニーズのある柿の種の年齢層を押し下げる効果も見出だされている。
今回発売される「110g亀田の柿の種チョコ&アーモンド」は専用のチョコレートを用いることで甘みを際立てさせ、さらに食感の違うアーモンドを加えることで、やもすると甘ったるさが強くなる口の中に新たな香ばしさを加えることに挑戦している。メーカー側では若年層の需要喚起を狙っているようだが、果たしてどこまでその思惑通りとなるのか、注目したいところだ。
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