「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」予告サイトオープン・正式は12月15日から

2009/11/12 06:45


「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」イメージ【SBIホールディングス(8473)】は2009年11月11日、同社とDow Jones&Companyとの合弁会社「ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン株式会社」が、同年12月15日「The Wall Street Journal」(WSJ)の日本語版サイトである「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」をオープンすると発表した。さらに正式オープンに先立ち、アメリカのオバマ大統領来日に合わせ、11月11日から【予告サイト】も開設している(【発表リリース】)。



WSJ日本版の予告サイト。まだあっさりとした出来。
WSJ日本版の予告サイト。まだあっさりとした出来。

以前【ウォールストリートジャーナル、SBIと合弁会社設立・年内に日本語版ウェブ開設へ】でもお伝えしたが、The Wall Street Journalはアメリカはもちろん国際的にも知名度の高い日刊の経済記事を中心とする新聞で、現在ではアメリカ国内においてUSA TODAYを抜き、トップの発行部数を誇る。先の報道では「2009年中」としていたが、正式スタートが12月15日であることを考えると、ぎりぎり公約は果たしたようだ。

WSJ日本版は

・WSJの日本語翻訳記事を中心に提供する予定
・オンライン版を含めてWSJが提供する全ての映像や他のマルチメディアのコンテンツを提供
・携帯でのサービス提供についても新サイトとあわせて開発を計画
・新サイトの編集長はダウ・ジョーンズ側で任命し、新会社の運営を行う編集チームを統括する予定

という運営・記事方針であることが先に伝えられている。先行オープンの予告サイトでは、毎日1-2本ずつの記事掲載ペースでもあることから、今一つ記事の掲載方針がつかみにくいところがある。また、WSJ本家サイトのセールスポイントの一つでもある、マルチメディアコンテンツが日本語向けに提供されるのか否かも気になるところ。

正式の開催は1か月後。その時に、どのような姿を披露してくれるのか、毎日予告サイトをチェックしながらその進化ぶりを観ていくのも面白いかもしれない。



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