E231系・山手線命名100周年ラッピング車のBトレインショーティー、12月18日に発売
2009/11/14 07:29


Bトレインショーティー・E231系・山手線命名100周年ラッピング車
【食玩ブームを支え、恩恵を受けた業界……鉄道模型Nゲージ】でも少し触れているが、「Bトレインショーティー」とは、車両のリアリティをできるだけ残しながら1車両の長さを半分の短いサイズにしたNゲージ規格(レール幅9mm、1/150スケール)の鉄道模型プラモデル(「A列車で行こう」(ジャズのスタンダードナンバーや、その元ネタとなったA列車)をイメージし、その半分だからBトレイン)。彩色済み、接着剤不要のはめ込み式で、パズル感覚で簡単に組み立てられることから、小学生から大人までの幅広い層に支持されている。2002年9月の発売以来累計1500種の車両を商品化し、約1300万個を販売している人気商品とのこと(2009年10月末時点)。
今回発売される『Bトレインショーティー・E231系・山手線命名100周年ラッピング車』は「山手線命名100周年」として、JR東日本により制作されたラッピング車をモチーフにしている。このラッピング車は、昭和30年代以前に運転されていた旧型国電車両の塗装である「ぶどう色2号」と呼ばれる濃いこげ茶をE231系電車に施したもので、2009年9月7日より運行され大きな話題になる(運行は12月4日まで)。

山手線命名100周年記念車両(鶯谷・西日暮里)。【直接リンクはこちらから】
作品自身には本体貼付用の「山手線命名100周年」のシール(前面・側面)が1セット付属している他、パッケージは全10種で、裏面に鉄道雑誌で最大の発行部数を誇る「鉄道ファン」(発行:交友社)が所蔵する山手線の写真を掲載。全て集めると山手線車両の変遷がわかるようになっている。なお本商品は今回の販売に限り、再販は無いとのこと。
濃いこげ茶の車両が東京都内を走る姿に、ノスタルジーを感じる人も少なくは無いだろう。実車両の走行は12月4日までだが、その雄姿を「Bトレインショーティー」で目の前にずっと残しておくのも悪くはあるまい。
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