【更新】3万6000キロメートルの宇宙(そら)からメリークリスマス・JAXAが実証実験キャンペーン実施中

2009/12/16 07:00


「宇宙からメリークリスマス。」イメージ宇宙航空研究開発機構(JAXA)では2009年12月18日午後5時締切のスケジュールで、地球から3万6000キロメートルの宇宙空間を飛行している 超高速インターネット衛星「きずな」を経由して、指定されれたパソコン用メールアドレス・携帯メールアドレスへ、メッセージメールを配信するキャンペーン「宇宙からメリークリスマス。」を実施している。参加は無料で、同年の12月24日に定型文章が「きずな」から送られてくることになる([発表リリース])(【トリガー記事:Dress You Up】)。



↑ 「宇宙からメリークリスマス。」
↑ 「宇宙からメリークリスマス。」

今イベントはJAXAにおいて超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)のネットワーク応用実験の一環として、一般広報・利用促進などを目的としたもの。過去に昨年のクリスマス・七夕にも同様のイベントが行われており、今回のクリスマスメール配信で3回目となる。「きずな」を経由させるメールの送受信を一般参加型とすることで、「きずな」ミッションに対する、より一層の理解を深めてもらうのが目的。

参加はパソコン・携帯いずれかからでも可能で、携帯電話の場合は[モバイルサイト]からのアクセスとなる。参加料は無料だが携帯電話のパケット料金をはじめ、各種通信料は個別負担となる(携帯電話のパケット料金は、「きずな」の距離とは関係ナシ)。また、携帯電話の場合はドメイン指定などによる制限に引っ掛かる可能性があるため、あらかじめ「jaxa.jp」の受信を許可しておく必要がある。

メール本文は固定で、「きずな」から送られてきたクリスマスカードという形になる。また、携帯・パソコン共にあらかじめ選んでおいたカードが添付される。

↑ 定型カード一覧
↑ 定型カード一覧

なおクリスマスイブ当日に配信されるメールは、「きずな」からいったん筑波宇宙センター内のアンテナで受信し、地上ネットワーク経由で配信される。直接「きずな」から個々のパソコン、携帯への配信ではない。とはいえ宇宙(そら)を介して贈られてくるクリスマスメールに、夢を抱くのも悪くはない。



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