【更新】ご飯と具がいちどに出来る和風レトルト丼・「ニコ丼」シリーズ登場
2010/01/23 07:43
テーブルマーク(旧加ト吉)は2010年1月22日、電子レンジで加熱したパックご飯に添付の具をかけるだけで、手軽にカレーや牛丼、玉子丼が楽しめる「ニコ丼」シリーズ3品を同年3月1日から発売すると発表した。価格331円(税別)。2食分のセット。1食分はご飯150グラムと具50グラムで構成([発表リリース])。
↑ ニコ丼シリーズ
「ニコ丼」シリーズは、国産米を使用したパックご飯(2食)に、レトルトの具(2食)をつけたセット商品。パックご飯150グラムに具50グラムを加えた1食は計200グラムとやや小ぶりな容量としており(通常のレトルトご飯は180-200グラム)、食卓でもう一品欲しい時や、夜食・間食などとしても手軽にりようできる。
1商品パッケージあたり2食入りなので、家族などで分け合ったり、食事のメインなどとして、ボリュームを楽しみたい時は2個まとめて大盛りとするなど、多様なニーズに対応することができる。
既に市場で流通している「ご飯と具のセット商品」としては、「一食完結」「こだわりの洋風メニューが主流」「20-40代(女性)がメインターゲット」といった傾向がある。これに対し「ニコ丼」シリーズは以下を特徴としている。
・2食入……「150グラム分割トレー」を採用
・手軽な日常メニュー(和風)……国民的人気レシピであるカレーを和風に仕上げるとともに、丼の中でも人気の牛丼と玉子丼を用意
・50-70代男女の方々をメインターゲット……パックご飯のメインターゲットは50代-70代
・手軽な日常メニュー(和風)……国民的人気レシピであるカレーを和風に仕上げるとともに、丼の中でも人気の牛丼と玉子丼を用意
・50-70代男女の方々をメインターゲット……パックご飯のメインターゲットは50代-70代
テーブルマークではお茶碗1杯サイズとして、2009年秋に投入した独自の新パッケージ「150グラム分割トレー」が消費者から好評だったことから、今回の「ニコ丼」でもこれを採用している。「150グラム分割トレー」は業界標準となっている200グラムサイズに対し、お茶碗1杯分の150グラムの2食入りとしており、パックご飯のメインターゲットである50代以上の人に「ちょうど良いサイズ」と評判も良いとのこと。また、旧来型のトレーより使用後のゴミを抑えた環境配慮型の包装形態であり、環境意識の高い消費者からも支持の声があるという。
「和風丼もの系がいちどきに出来る」「分割トレー」「量も適量」というコンセプト・仕様の面白さもさることながら、50代以上の高齢層にこのようなタイプの商品が受けていることはあまり知られていない。しかし食事そのものを作ることの手間を考えれば、「なるほど」とうなづけるものがある(当方も先日、某ドラッグストアでレトルトカレーとご飯をまとめ買いしようとしている老夫婦の会話を耳にして「おや?」と感じたことはあったが……)。
今後はこのようなコンセプトの商品が、市場にも多く出回るようになるのかもしれない。
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