【更新】帽子に装着するだけで耐衝撃性アップ・住友ベークライトが頼りになる帽子インナー「スミキャップ」発売

2010/02/16 05:21


「スミキャップ」イメージ【住友ベークライト(4203)】グループの住ベテクノプラスチックは2010年2月15日、手持ちの帽子の内側に装着するだけで、産業用保護帽に近い耐衝撃性のある帽子として使えるようになる、布帽子のセフティインナー「スミキャップ」を開発したと発表した。価格はオープン価格。材料はEVA(エチレン酢酸ビニル)。厚み7ミリ・直径310ミリの円形。重さ約100グラム。不織布「スミキャップクロス」2枚入り。発売は同年2月24日を予定している([発表リリース])。



↑ スミキャップ本体
↑ スミキャップ本体

↑ 帽子への装着の様子
↑ 帽子への装着の様子

「スミキャップ」はそれ単独だけならカバンにも入る、平らで柔らかな素材の丸形の成形品。ひとたび災害が起きれば手持ちの帽子に簡単に装着することで、その帽子が頭部を保護する安全帽に早変わりする。特に防災用には最適なグッズとなる一品。また、日常の生活や工場での作業などにおける頭部保護にも役立ちうる。

↑ スミキャップの衝撃吸収性能比較値(リリースより)
↑ スミキャップの衝撃吸収性能比較値(リリースより)

使い方は、スミキャップ本体がハサミで簡単に切れる柔らかい素材でできているので、帽子の大きさにあわせてカットし、内側に装着するだけ。寸法あわせのために外縁部を少しカットしても、頭を保護する機能はほとんど変わりがない。外から見えないように上手にカットすれば、装着していることを他人に気付かれる事もなく、見た目にこだわる人も安心して利用できる。

産業用保護帽を被るほどの現場ではないが、頭部を守る帽子が必要な場面には適したアイテムといえる。ただしこのスミキャップを使っても「産業用保護帽」にはならないので、「産業用保護帽使用指定」がある所では用をなさないので注意されたい。



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