ロッテリアの新エビバーガー、販売好調でタルタルソース不足、一部で個数限定販売へ

2010/03/09 06:58


エビバーガーイメージロッテリアは2010年3月8日、先の3月4日から発売を開始した、リニューアル版「エビバーガー」について、3月8日から一部店舗で個数限定販売に切り替えたことを発表した。予想を大きく上回る反響のため、原材料の一つであるタルタルソースの供給が追い付かなくなったのが原因だと説明している(【発表リリース】)。



↑ リニューアルしたエビバーガー
↑ リニューアルしたエビバーガー


↑ 3月3日、発売日前日に行われた「エビバーガー」のリニューアルに関する記者会見の様子を報じたもの(産経新聞チャンネルから)。エビつながりで市川海老蔵さんが登場している。【直接リンクはこちら】

3月4日にリニューアルした「エビバーガー」は、ロッテリアが1977年に商品化して以来30年以上もの歴史を持つ看板商品。リニューアルでは価格をそのままに、

・エビそのものを検討し、従来のバナメイ種から身の締まった大ぶりのブラックタイガー種に変更
・味の決め手となるタルタルソースもおいしさをより高めるために"ひと手間"かける。具体的にはゆで卵、特製マヨネーズ、ブラックペッパー、塩を加えたタルタルベースに、各店舗でカットしたフレッシュな玉ねぎと再び特製マヨネーズを合わせた

などの手を加え、新製品の如く展開。さらに「エビとも割」と称し、3月7日までの間において「連れ添った人数分だけエビバーガーを1個分値引き(最大4人分)」、つまりグループ人数に応じて最大で5個まで全部で290円で買えるというキャンペーンを実施した。

これが大いに功を奏し、「来店客の約9割が新しい『エビバーガー』を購入」という事態に陥り、タルタルソースの供給が追い付かなくなったという。ロッテリア側では「お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、"ロッテリア史上最高"の『エビバーガー』への大きなご期待に沿えるよう、安定供給のための体制作りを推進」していくと説明している。

このような話が持ち上がると「話題作りのために云々」というささやきも耳にする。しかし今回は「来店客の約9割が新しい『エビバーガー』を購入」という具体的な数字を挙げてその販売ぶりを説明していること、売れ行きの好調さの少なからぬ部分が「エビとも割」に原因があることなどを考えると、掛け値なしのお話と考えてよいだろう。リニューアル後の「エビバーガー」を愛食している人は「一刻も早い安定供給を」と願っているに違いない。



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