【更新】本屋で買える野菜のモト「我が家でミニ野菜をつくる」シリーズ創刊・第一弾はミニトマト

2010/03/19 05:03


「我が家でミニ野菜をつくる」イメージ講談社と【サカタのタネ(1377)】は2010年3月18日、栽培キット付きムック『我が家でミニ野菜をつくる』シリーズの創刊号『我が家でミニ野菜をつくる1 ミニトマト』を同年3月26日から全国書店ルートを通じ、講談社新刊として販売すると発表した。価格1500円(税込)。料理方法まで詳しく解説した冊子に、野菜栽培のためのキットがすべてそろっている([発表リリース])。



↑ 我が家でミニ野菜をつくる1 ミニトマト
↑ 我が家でミニ野菜をつくる1 ミニトマト

今回発売が決まった『我が家でミニ野菜をつくる』では、昨今の野菜栽培に対する消費者の高い関心を踏まえ、「誰でも簡単に野菜づくりが始められる」ことをシリーズのテーマにしている。その上で、講談社の出版企画力と、サカタのタネの持つ野菜栽培のノウハウ、タネや園芸資材の供給力を合わせて作られた。

ムックでは栽培情報はもちろんのこと、料理方法まで詳しく解説した冊子と、野菜栽培のためのキットがすべて収められている。創刊号は人気のミニトマトで、4-5月にタネまきすると夏には鈴なりの真っ赤な果実を収穫することができる。

同梱のミニトマト「レジナ」は、サカタのタネのオリジナル品種。「身近なところに鉢を置いて、主婦が果実を採ってすぐにお弁当に入れられる、そんなトマトをつくりたい」とのコンセプトで育種されたもので、草丈が低く小さな鉢でもバランスよく育てることのできる、味のよい人気のミニトマト。

なお、第2弾のミニ野菜の発売もすでに決まっていて、こちらは「ミニニンジン」となる。発売日は5月28日の予定。

パッケージデザインやコンセプトをみると、まるでディアゴスティーニなどでよく見受けられる「週刊●×をつくる」シリーズのような感がある。確かに「ベランダ菜園」の類は静かなブームを呼んでいるし、タネや土のような栽培用セットだけでなく各種情報もニーズは高い。実物と詳細情報の両方がセットとなっているのなら、これほど便利なものはない。その点では非常に興味深いものがある。

願わくば売りきりではなく、継続的に各号が販売し続けるようにしてもらいたいもの。そうすれば本屋の一角がトマトやニンジンなどの栽培セットがずらりと並んだ、園芸店のようなものになるかもしれない。



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