日立マクセルのアルカリ乾電池「ボルテージ」、おもちゃ病院の推奨乾電池に

2010/05/20 07:06


アルカリ乾電池「ボルテージ」日立マクセルは2010年5月19日、同社が発売しているアルカリ乾電池「ボルテージ」が、同年4月20日に【日本おもちゃ病院協会】から推奨電池として認定を受けたことを発表した。同社の性能向上・液もれ対策などの姿勢が評価されたとのこと(【発表リリース】)。



↑ アルカリ乾電池「ボルテージ」
↑ アルカリ乾電池「ボルテージ」

日本おもちゃ病院協会は1966年に組織化されたボランティアグループ。厚生労働省が実施する「高齢者の生きがいと健康づくり推進事業」に参画し、全国に約360か所存在するおもちゃ病院の活動支援や「おもちゃドクター」の育成、情報提供などの事業を展開している。そのおもちや病院は650人以上のおもちゃドクターが、日本各地のさまざまな場所で定期的に開設し、おもちゃを修理している。全国のおもちゃ病院に持ち込まれる「修理を必要とするおもちゃ」は年間9万個ほどに達し、そのうち約8万個は電池を使用するもの。そしてその2割以上で乾電池の液もれが発生しているという。

一方日立マクセルは電池の製造メーカーとして、これまで電池の性能向上に注力。1つは長持ち性能の向上で、2008年2月にアルカリ乾電池「ボルテージ」において「瞬発力」「大馬力」「持久力」の長持ちトリプルパワーを実現。もう1つは液もれ抑制策の実現で、2009年4月にはマクセル特許の新亜鉛合金を採用し、過放電による乾電池の液もれを抑制した電池を商品化している。

今回、乾電池に対するこのようなマクセルの取り組みが評価され、また、子どもたちの大切なおもちゃを電池の液もれのトラブルから少しでも救いたいという日本おもちゃ病院協会の期待もあり、アルカリ乾電池「ボルテージ」が推奨乾電池として認定されることになった。

日立マクセル側では今件を受けて「マクセルは、思い出のつまった大切なおもちゃを大事に長く子どもたちに使っていただくために、今後もアルカリ乾電池の性能向上に努めていきます」とコメントしている。



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