『ドラゴンクエストIX』が「すれちがい通信1億1757万7073人」でギネス世界記録に認定

2010/05/21 05:17


ドラゴンクエストIX 星空の守り人【スクウェア・エニックス(9684)】は2010年5月20日、同社が2009年7月11日に発売した、[任天堂(7974)]の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズ向けのゲームソフト『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』が「ギネス世界記録」に認定されたことを発表した。「ワイヤレス通信を通じて、1億1757万7073人がすれちがったゲームソフト」(2010年3月4日現在)としての認定とのこと(【発表リリース】)。



「ドラゴンクエスト」シリーズは「プレイヤー自分自身が主人公となって壮大な世界を冒険する」というテーマのもと、1986年に第一作が発売されて以来、全世界累計出荷本数5300万本以上を誇る日本発のロールプレイングゲーム。今回認定対象となった『IX』は2009年7月に発売され、2010年3月に発売されたアルティメットヒッツ(廉価版)と合わせて日本国内出荷本数はシリーズ最高となる420万本を突破している。

今作の特徴の一つは、ニンテンドーDSの無線通信機能に対応し、プレイヤーのキャラクター同士がお互いのゲームソフト内で行き来し、「宝の地図」というアイテムや簡単なメッセージを交換できる「すれちがい通信」ができること。この機能について今回ギネスの世界記録として認定を受けることになった次第。

また今発表リリースでは、海外版の同タイトル(「DRAGON QUEST IX: Sentinels of the Starry Skies」)の北米(2010年7月11日)・ヨーロッパ(同年7月23日)での発売日も発表。さらに「海外版とヨーロッパ版、日本版それぞれをすれちがい通信で利用することもできる」ことが明らかにされた(海外版と国内版ゲームソフトによる「すれちがい通信」機能は、プレイヤーキャラクターと戦歴データ、および「宝の地図」の交換に対応。プレイヤー名、メッセージなどは、すべて特定の内容に変換される)。

海外版が発売されるようになれば、例えば東京・秋葉原など外国人観光客が多く訪れる電気街で、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』をバッグ内に収めた海外の観光客が、データ交換を求めて歩き回る……などという光景も珍しく無くなるかもしれない。



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