【更新】ファミリーマートと産経新聞のデジタルサイネージ実験、6月15日から開始

2010/06/08 04:55


ファミマと産経新聞のデジタルサイネージ[ファミリーマート(8028)]と産経新聞社は2010年6月7日、オリジナルコンテンツを提供するデジタルサイネージ(電子看板、以下DS)の実験を、同年6月15日から順次、都内およびその近郊のファミリーマート20店舗で開始すると発表した。先に第一報を伝えた案件が、1か月ほど遅れて正式にスタートすることになる([発表リリース])。



↑ 「サンケイ リアル タイムズ」のサンプル
↑ 「サンケイ リアル タイムズ」のサンプル

↑ ファミリーマートが試験展開するデジタルサイネージのイメージ図
↑ ファミリーマートが試験展開するデジタルサイネージのイメージ図(再録)

↑ ファミリーマートが試験展開するデジタルサイネージの概念図
↑ ファミリーマートが試験展開するデジタルサイネージの概念図(再録)

このDSは「SSE(サンケイ サイネージ エクスプレス)」と名付け、今までのDSに見られる単なる広告掲載に限らず、ニュース番組を中心とした独自のコンテンツや地域社会に役立つ情報も流し、ファミリーマートを「街の情報発信拠点」にしていく見積もりがあるとのこと。まずは、オリジナルニュースとエンターテイメントコンテンツおよび広告を提供し、今後は様々な技術を駆使した企画を計画している。

具体的な特徴を箇条書きにすると次の通り。

・オリジナルコンテンツは産経新聞とズノーが制作
・地域の生活に役立つ情報を発信
・コンビニ業界初の両面液晶ディスプレーで省エネ&高画質
・Felica機能をはじめとする先進技術を搭載。DSの新たな使い方を提案
・高い広告効果を狙うDS活用を提案

詳細なスペックなどは先の記事にある通り。今リリースでは15日から、とあるが一部では試験先行導入がされているらしく、YouTubeで運用中の様子を撮影した動画が確認できる。


↑ 2010年6月4日に掲載された、ファミマのデジタルサイネージ。
↑ 2010年6月4日に掲載された、ファミマのデジタルサイネージ。【直接リンクはこちら】

目の前にたばこの灰皿が置かれているなど、レイアウト的な配慮に今一つ疑問符がつくが、ともあれ今後試行錯誤を繰り返しながら正式採用のスタイルが形作られていくものと思われる。どのような形状・運用方式で展開されるのか、見る機会があれば各自チェックしてみると良いだろう。



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