「できたてごはん」を店内調理…「ローソン神戸ほっとデリ」を全国展開
2010/06/17 04:54


↑ ライブキッチン

↑ 彩りビュッフェ
ローソンでは店内で調理した“できたて弁当”をお客さまに提供することを目指し、2004年から実験を継続。実験データを検証し、
1.「お待たせしない」=注文いただいた後3分以内でのお渡し(一部商品を除く)
2.「小さな厨房」=限られた面積の店内に厨房を設置するレイアウト
3.「誰でもおいしく作れる」=アルバイトでも同じ味を実現できる簡易な調理方法
4.「熱々のご提供」
2.「小さな厨房」=限られた面積の店内に厨房を設置するレイアウト
3.「誰でもおいしく作れる」=アルバイトでも同じ味を実現できる簡易な調理方法
4.「熱々のご提供」
の4点に注目。ローソンと神戸物産との合弁会社神戸ほっとデリによってこれらの注目点をクリアすべく新システムを構築し、今回の「ローソン神戸ほっとデリ」の誕生と相成った。問題点をクリアしたことで、「いつでも・どこでも・手軽にレストランの“できたて”の味をご提供」をスローガンに、職場や学校での昼食、主婦やシニア層の食事、家族の食卓の補完など、さまざまな食のシーンでの活用を狙っている。
「ローソン神戸ほっとデリ」では主に次のサービスが組み合わされている。
1.「ライブキッチン」(390円-800円)
客の注文を受けてから目の前で調理するあつあつメニュー。「オムライス」、「豚焼肉弁当」、「海鮮焼きそば」、「生パスタ」、「ピザ」など約10種類(品目数は店舗により異なる)
2.「彩りビュッフェ」(390円)
豊富なメニューが揃うセルフ式盛り放題コーナー。「カレー」「ビーフシチュー」「揚げ鶏の黒酢あんかけ」「コロッケ」、「かぼちゃ煮」、「鶏肝のしぐれ煮」、「ポテトサラダ」「厚焼き玉子」など約25種類を日替わりで販売(品目数は店舗により異なる)
3.「できたて弁当」(350円-390円)
昼食などのピーク時間にご用意する本格店内調理弁当。「チーズハンバーグ弁当」、「鶏と根菜の辛味和え弁当」「鶏照り焼き弁当」「鶏そぼろ弁当」など約10種類を日替わりで販売(品目数は店舗により異なる)
※他に立地によってて「ドリップコーヒー」や「焼きたてパン」「デザート」などが組み合わされる。また、パック惣菜も販売され、これらは250円-550円。
客の注文を受けてから目の前で調理するあつあつメニュー。「オムライス」、「豚焼肉弁当」、「海鮮焼きそば」、「生パスタ」、「ピザ」など約10種類(品目数は店舗により異なる)
2.「彩りビュッフェ」(390円)
豊富なメニューが揃うセルフ式盛り放題コーナー。「カレー」「ビーフシチュー」「揚げ鶏の黒酢あんかけ」「コロッケ」、「かぼちゃ煮」、「鶏肝のしぐれ煮」、「ポテトサラダ」「厚焼き玉子」など約25種類を日替わりで販売(品目数は店舗により異なる)
3.「できたて弁当」(350円-390円)
昼食などのピーク時間にご用意する本格店内調理弁当。「チーズハンバーグ弁当」、「鶏と根菜の辛味和え弁当」「鶏照り焼き弁当」「鶏そぼろ弁当」など約10種類を日替わりで販売(品目数は店舗により異なる)
※他に立地によってて「ドリップコーヒー」や「焼きたてパン」「デザート」などが組み合わされる。また、パック惣菜も販売され、これらは250円-550円。
効率よく調理を行うため、食材毎に複数のパーツを組み合わせて惣菜に調理するめ「パーツアッセンブル方式」(部品の組み合わせ)を採用。各パーツを神戸物産で調理し、各パーツ毎に適温で配送・保存。店舗ではすでに加工された食材パーツを組み合わせ、惣菜を最終調理することになる。

コンビニにおいては最重要商品であるはずの「日配食品」。その「日配食品」のメインとなるお弁当・惣菜がコンビニ側の注力にも関わらず今一つ振るわずに苦戦を強いられている(、そして惣菜屋や弁当屋、デパート、スーパーの食品売り場に中食ニーズを奪われている)現状は、「コンビニ弁当」の既存イメージによる所が大きい。「ローソン神戸ほっとデリ」が大規模に運営されることで様々な問題点も浮かび上がってくるリスクもあるが、それ以上にコンビニが新たな道を開ける可能性(特にコンビニの「基本24時間営業」との組み合わせはかなり強みになる)に期待したいところだ。もし当方(不破)自身が「ローソン神戸ほっとデリ」をトライできる機会が得られれば、実際に購入してレポートすることにしよう。
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