【更新】小林源文氏原作「Cat Shit One」フルCGアニメ、YouTube上で7月17日から公開決定
2010/06/23 05:05
以前【かわいい顔して容赦なし! 小林源文氏原作「Cat Shit One」フルCGアニメ制作中】で紹介した、戦場劇画漫画では第一人者の小林源文氏の作品『Cat Shit One(キャットシットワン)』のフル3D CGアニメがYouTubeで2010年7月17日からHDにて無料公開されることが同年6月22日までに明らかになった。現在YouTube上に【公式チャンネル】、提供元となったキックオフ上に[公式サイト]がオープンしている。
↑ 「今回の」予告編動画。以前のとは少々異なることに注意。【直接リンクはこちら】
↑ 「Cat Shit One」公式サイト
『Cat Shit One』(キャットシットワン)は小林源文氏による戦争漫画(もちろんフィクション)。ウェブ上などでも展開されていた、アメリカ軍の特殊偵察チームに所属するパッキーやラッツ、ボタスキーらの活躍を描いたもので、タイトルは彼らのコードネームでもある。また、作品に登場する人物がすべて動物に置き換えられているのも特徴の一つ。基本的に人種毎に動物が割り振られており、主人公らアメリカ人はうさぎ(アメリカを意味するUSAと、アメリカ軍兵士を意味する GIをあわせ、USA+GIでUSAGI=うさぎ、から)、ロシア人はクマなどとなっている。作品当初はベトナム戦争を舞台としていたが、「'80」では舞台を1980年代の東西冷戦に移し、フォークランド紛争やソ連のアフガン侵攻などでの戦いが繰り広げられることになる。
今回の「予告編動画」では前回のそれと比べると、基本的な設定(中東を舞台にしているらしく、砂漠地帯での戦闘が描かれる、実写は使われることなく3D CGのみで構成)などは変わらないものの、スポンサーにキックオフがついたこと、描写の一部に変更があったことなどが確認されている。また、登場人物(?)も現時点ではボタスキーとパッキーの二人のみが公開されている。なお公式サイトには「スペシャルコンテンツ」の項目も確認されており、公開に合わせて色々な情報が追加されるものと思われるが、現時点では不明。
YouTube上で無料公開となったことで配給媒体が確定されたわけだが、ビジネスモデルも含め今後の展開が色々と気になるところ。7月17日に公開される本作品の質や公開スタイル(一度に全編か、それとも分割して配信かなど)も合わせ、注目したいところだ。
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