ローソン、「新潟コシヒカリおにぎりシリーズ」を値下げ・「ローソンプレミアムおにぎり」の来月発売も発表

2010/06/25 05:16


「新潟コシヒカリおにぎりシリーズ」[ローソン(2651)]は2010年6月24日、「驚きの商品開発プロジェクト」の一環として、同社が発売しているおにぎりシリーズ「おにぎり屋」のうち「新潟コシヒカリおにぎりシリーズ」を「質と仕様をそのままに」従来の168円-179円から139円均一(税込)に引き下げると発表した。また7月には上のランクのおにぎりとして「ローソンプレミアムおにぎり」を発売することも明らかにしている(【発表リリース】)。



↑ 高級おにぎりシリーズ「新潟コシヒカリおにぎり」
↑ 高級おにぎりシリーズ「新潟コシヒカリおにぎり」

↑ 「おにぎり屋」の戦略マップ
↑ 「おにぎり屋」の戦略マップ

【ローソン、「驚きの商品開発プロジェクト」でお弁当ニーズの二極化に対応へ】にもあるようにローソンでは、「驚きの商品開発プロジェクト」として顧客側の「たまには良いもの」のニーズに応える商品を開発するため、そこそこの価格帯で質の高い食品を提供することを目的とし、基本コンセプト「驚き」のもとに「価値の3割アップを目指す」を合言葉にしている。今回の「おにぎり屋」のリニューアルもその一環で、商品価値3割アップを目指し、これまで165円から179円だった「新潟コシヒカリおにぎり」4種(岩焼さけハラミ、熟成生たらこ、すじこ、いくら)を139円均一とした。

価格引き下げが出来た理由についてリリースによれば、

・外部環境と原材料調達方法
国内外で高級食材が手に入りやすい価格になった。これにより新潟コシヒカリと、具材の原材料費のコスト削減が可能に。また、原材料の契約買付け、相場と連動した買い付けのタイミングの見極めにより、質と仕様をそのままに価格を下げることができ、価値の3割アップが実現。
・円高の進行によるコスト削減
鮭や生たらこなどのメインの具材は仕入-加工-輸送まで海外で一括して調達している。昨今の円高傾向により原材料費のコスト削減につながった。
・「おにぎり屋」の7年間のノウハウの蓄積
7年間変わらず販売してきた「おにぎり屋」のノウハウを最大限に活かした。工場や生産者のスタッフによる数々の努力のもと、139円均一価格が実現した。

と説明している。

少々高めの価格帯のおにぎりが値下げしたのは嬉しい話だが、それよりも気になるのはリリースでは「第二弾」として予定されている「ローソンプレミアムおにぎり」。説明では「今までにない高級食材を使用したワンランク上の価格帯の究極の高級おにぎり」とあるが、「ローソンプレミアム」の名前がついていることを考えると、先の「プレミアムロールケーキ」のようなゴージャスな素材を用いた商品群が登場することは容易に想像がつく。果たしてどのような具材が使われ、先の「ロールケーキ」のような驚きを見せてくれるのか。7月発売とあるから、発表も間もなく。こちらについても期待したい。



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