マックのエスプレコーヒー、販売拡大へ

2010/08/12 06:59


マックのエスプレコーヒー[マクドナルド(2702)]は2010年8月11日、同社が2009年11月から東京都内や近郊エリア、福岡の一部店舗で実施していた、カフェラテなどのエスプレッソをベースとしたコーヒーメニュー(スペシャリティコーヒー(マクドナルドの独自用語))の販売を、2010年8月末までに首都圏エリアで1000店舗ほど、同年10月末までに近畿エリアで600店舗ほどまでに拡大すると発表した。展開店舗は逐次公式ページ【公式ページ】にて掲載する。



↑ スペシャリティコーヒー
↑ スペシャリティコーヒー

スペシャリティコーヒーは、「カフェラテ」「カプチーノ」「カフェモカ」「キャラメルラテ」のホット4種と、「アイスカフェラテ」「アイスカフェモカ」「アイスキャラメルラテ」のアイス3種の合計7種。いずれもエスプレッソをベースとしたコーヒー。

リリースでは今件の展開店舗拡大について、「選りすぐられた高品質の豆、専用エスプレッソマシンの導入、店舗オペレーションの徹底で実現した高い品質と、マクドナルドならではのお得な価格設定により、最大の強みである”Best Value for money”を追求し、より多くのお客様の期待を超える価値を提供してまいります」とコーヒーの質に自信の程をうかがわせている。

マクドナルドといえば先日から【マクドナルドで新チキン「ジューシーチキンセレクト」超期間限定で1本無料お試しキャンペーン】などでお伝えしているように、「ジューシーチキンセレクト」のような新商品の展開でチキン業界に攻勢をかけている。また【コーヒーチェーン店のコーヒーとファストフードのコーヒー、どちらを選ぶ?】にもあるが、マクドナルドのコーヒーはコーヒーチェーン店のそれと肩を並べるほどの質を持つと評価する人も多く、マクドナルド側でも何度か威力偵察的な積極的展開を模索していた。

今回の「スペシャリティコーヒー」取扱店舗の一斉拡大は、コーヒー、特にエスプレ分野でもマクドナルドが攻めの姿勢に入ったことを示す一つの証かもしれない。今後マクドナルド自身はもちろんだが、各ファストフードやコーヒーチェーン店も、色々と動きが出てきそうだ。



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