ついに到達、3DS版「モンハン4」出荷400万本突破

2013/12/04 19:15


カプコンは2013年12月4日、同社が同年9月14日に発売したニンテンドー3DS用ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター4』について、12月4日付で日本国内の出荷本数が400万本(ダウンロードカード、Nintendo eShopでのダウンロード版販売実績含む)を突破したことを発表した。先の10月15日に300万本を超えてから2か月足らずでの100万本上乗せとなる(【発表リリース:カプコンの『モンスターハンター4』が400万本を突破-幅広いユーザー層への波及により「モンハン現象」が再来、販売本数の更なる伸長を目指す】)。




↑ 3DS用『モンスターハンター4』プロモーション映像(公式)。【直接リンクはこちら】

「モンスターハンター」シリーズは2004年にプレイステーション2用で発売された初代『モンスターハンター』が第一作となった、モンスターを狩るのがメインのアクションゲーム。「個人プレイも可能だが、友人と協力して強大なモンスターに挑む方が楽しみが何倍にも増す」といった提案型の通信協力プレイが、新たなコミュニケーション要素を気軽に楽しめるゲームとして注目を集め、大いに人気を博すこととなった。

来年で発売から10周年を迎えるが、シリーズ累計販売本数は2800万本(2013年12月4日時点)を数え、カプコンにおいては今や大黒柱的かつ代表作の一つとして数えられるほどの大ヒットセラーシリーズとなっている。また、とりわけ携帯ゲーム機向けのタイトルにおいては、販売された機種のセールスもけん引するほどの影響力を有している。

今回出荷400万本を果たした『モンスターハンター4』は、「モンスターハンター」の世界観はそのまま維持し、ニンテンドー3DS向けに展開された最新作。シリーズ初の高低差を活かした立体的なアクション、インターネット通信によるマルチプレイへの対応など、多種多様な新要素を盛り込んでいるのが特徴。また飲食物やアパレルなど、他業種との積極的な共同企画を展開、さらには全国5都市で来場者5万人近くを集めたユーザーイベント「モンスターハンターフェスタ'13」の開催、テレビCMの放送など、多方面にわたるプロモーションも功を奏している。


↑ モンスターハンターフェスタ13 東京会場の様子(公式)。【直接リンクはこちら:モンスターハンターフェスタ13 東京会場レポート 】

モンスターハンター4・イメージカットカプコン側では今件タイトルにつき、今後も更なるユーザー層の拡大を目指すため、現在開催中でハンターの体験ができるコラボレーションイベント「モンスターハンター4 in ナンジャタウン」をはじめ、2014年2月からユニバーサル・スタジオ・ジャパンとの連携により開催する「モンスターハンター・ザ・リアル2014」や、長野県渋温泉と手を組んだ地域振興など、「モンスターハンター」のブランド価値を一層高める施策を次々と実施していく予定だとコメントしている。

直近のゲームソフトランキングでは(【トップを飾るは「FF」最新作にしてシリーズ最終章作品…ゲームソフトランキング更新】)、同タイトルは第9位にランクインしており、さすがに勢いはやや減じているものの、それでもなお単週で2万本以上ものセールスを維持している。年末にかけて「知名度が高く」「内容の品質も良く」「比較的容易にプレイが出来」「すでに相当数が販売されており共通の話のタネとしても優れている」という、長期休暇時にセールスが伸ばせる類のタイトルの要素を兼ね備えた『モンスターハンター4』が、どこまで実売数を上乗せできるのか。今後の動向に注目したい。


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