閉店時のKIOSKシャッターを広告媒体に活用・山手線内店舗で実施中

2010/10/12 07:10


シャッター広告【JR東日本(9020)】の企画会社、ジェイアール東日本企画とJR東日本リテールネットは2010年10月7日、同年10月8日から29日までの間、駅構内の「KIOSK」店舗のシャッターを活用した広告展開を行うと発表した。店舗閉店時に閉めるシャッター部分に広告を掲載するスタイルのもので、現在実施中。「KIOSK」店舗のシャッターを全面的に活用した広告展開は、今回が初めてのものとなる(【発表リリース】)。



↑ 広告展開該当店舗(池袋駅「KIOSK」店舗)
↑ 広告展開該当店舗(池袋駅「KIOSK」店舗)

今回展開されるのは、山手線24駅・27店舗にある「KIOSK」に対してで、閉店時に閉めるシャッター部分に広告を掲載するもの。該当広告はサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」。上記写真にあるように商品写真と共に、「金曜日はプレモルの日」などのようなメッセージが描かれている。

閉店時のシャッターに広告を配するコンセプトは、以前【他の店が閉店すると宣伝できるマクドナルドのシャレた広告】で海外の事例を紹介した。お店が閉店している時にしか露出効果がないが、目立つ場所で大きな面積を利用できることから、閉店時間=広告露出時間を上手く組み合わせれば、大きな広告効果が期待できる。また広告を掲載する側も、従来は単に店を閉めておくためだけの役割しかもたないシャッターを有効に活用でき、まさに一石二鳥となる。

今件事例では「KIOSK」が閉店している時間帯は夜-深夜帯が多く、その時間帯では疲労感のたまった帰宅途中のサラリーマンが横切ることが容易に想像できる。比較的マッチング度の高い対象者に大面積で対象商品をアピールするとなれば、大きな成果が期待できよう。

今回の事例で具体的な成果が確認できる、あるいは広告出稿側から好感触が得られれば、今後同じような広告が「KIOSK」のシャッターで見受けられるようになるに違いない。



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