月末はちょっとリッチに「焼肉重」・ローソンから叙々苑監修の焼肉重・焼きめし・焼肉ライスサンド登場

2010/10/16 12:00


叙々苑監修 焼肉重[ローソン(2651)]は2010年10月15日、同年10月26日から全国ローソン店舗(ローソンストア100・SHOP99除く)において、高級弁当シリーズ「ご褒美のひと時」第二弾となる「叙々苑監修 焼肉重」を期間・数量限定で発売すると発表した。価格690円(税込)。同時に「叙々苑監修 焼きめし」(450円・税込)と「叙々苑監修 焼肉ライスサンド」(168円・税込)も発売する(【発表リリース】)。



↑ 叙々苑監修 焼肉重
↑ 叙々苑監修 焼肉重

↑ 叙々苑監修 焼きめし
↑ 叙々苑監修 焼きめし

「ご褒美のひと時」は「おなかも心も満たす弁当」というコンセプトの、従来よりワンランク上の高級弁当シリーズ。節約をする一方で、少し高くても質の良い美味しいものを食べたいという「消費の二極化」を受け、第1弾として先日「鮭ハラス・いくら重」が発売されたが、初週でローソン側の予測を上回る約15万食を販売。一部地域では予定の4週間を待たず、2週間で販売終了となっている。なお今回のシリーズは比較的金銭的余裕のある月末に、より多くの人に手にとって欲しいということで、毎月最終火曜日に発売されている。

叙々苑は東京都内を中心にチェーン展開している、ファミリーから年配の方まで幅広い層に人気の有名焼肉レストラン。今回発売する「叙々苑監修 焼肉重」は、その有名焼肉店「叙々苑」総料理長監修による特製焼肉重。「叙々苑」のレシピを元に、牛焼肉を旨みのある味付けに仕上げている。「たれ」には本醸造濃口醤油、砂糖、本みりんを使用して甘みとコクを出し、にんにくで食欲をそそる香りをプラス。別添の特製コチュジャンときざみ韓国のりで、更に美味しさがアップしている。ぜいたくに盛り付けた焼肉を最後まで飽きずに食べられるようにと、焼肉と相性の良いナムル(大豆もやし・ぜんまい・小松菜・大根)がバランスよく盛り付けられている。

コンビニ業界においてお弁当、特に米飯の売れ行きが今一つであることは先日【弁当売れず、たばこ特需は一巡…コンビニの商品種類別売上の変化をグラフ化してみる(2010年10月版)】で触れたが、数そのものがさばけなくなっているのと共に、お弁当の単価が(消費者の消費性向・顧客単価の減少と共に)下がっているのも一因。今回の「ご褒美のひと時」は一見その流れに反するシリーズだが、「鮭ハラス・いくら重」のセールスを見る限りでは、すべての需要がそれ一辺倒というわけではなさそうだ。

ただ前回の「鮭ハラス・いくら重」が中堅・高齢者にも比較的受け入れられやすい(むしろ好まれる)内容だったのに対し、今回の「叙々苑」シリーズはどちらかというと若年層-中堅層向け。価格帯・商品基本コンセプトは同じであるものの、微妙に年齢ターゲットが異なるように見受けられる。これがセールスにどのような影響を及ぼすのか、気になるところではある。



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