【更新】ケイドロもハイテクの時代へ・専用玩具「ケイドレーダー」登場
2010/10/20 07:06


↑ ケイドレーダー
「ケイドロ」とは「警察」と「泥棒」の略称で、警察役と泥棒役に分かれて、チームで遊ぶ鬼ごっこ。警察役が泥棒役を追いかけて、捕まえ、牢屋に連れて行く。遊びの範囲(逃走可能範囲)と遊ぶ時間を決め、勝敗は、警察が泥棒を時間内に全員捕まえたら「警察の勝利」でゲームが終了というもの。逆に泥棒が一人でも遊び時間終了まで逃げ切ったら、「泥棒の勝利」となる。
今アイテム「ケイドレーダー」で内包されている機能を用いると、「ケイドロ」は次のような遊びとなる。

↑ 具体的な機能
1.「ポリスチーム(警察)」と「ランナーチーム(泥棒)」にチーム分け。それぞれBOSS(ボス)を一人ずつ決める
2.制限時間を決定。※本機は最大120分まで設定可能
・プレイエリア、ランナーの逃亡時間、その他のルールもこの時点で決める(※1)
3. 「ID設定」「制限時間」などを入力
4.全ての入力が住んだら、準備完了。プレイを開始
5.ポリスが制限時間内に全てのランナーを捕まえたらポリスチームの勝利。逆に制限時間をランナーが一人でも逃げ切ったら、ランナーチームの勝利
6.戦績を記録本機に「勝ち」「負け」を記録。本機には今までの戦績データが保存される
※1 本機での対応はないので、プレイする仲間で話し合って決める
※2 「ID」とはポリスとランナーのチームを識別するための番号
上の絵にもあるように、「ケイドレーダー」には電波を使って、敵(ポリスならランナー、ランナーならポリス)との距離を5段階の警戒シグナル(光と音)で知らせる。さらに制限時間はカウントダウン方式で表示される。シグナルを感じたら敵から離れるように移動したり、あるいはばれない位置に隠れるなどの対応を迫られるわけだ。
警戒シグナルは「光と音」とあるが、そのシグナルが相手に聴こえてしまい、存在がばれてしまったのでは身もフタもない。また、建物の中など、最大受信距離30メートルについても、環境によって差が出てくるものと思われる。
昔ながらの遊び「ケイドロ」にハイテクを使うとは味気ない、と思う人もいるかもしれないが、(事前ルールの設定が必要となるものの)、「ケイドレーダー」の使い方次第ではこれまでの遊びとは違った、さらなるトリッキーなプレースタイルを楽しめるかもしれない。そして遊びを次々と発明する子供たちならきっと、そのスタイルを思いつくだろう。
(C)Happinet
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