複数枚を連ねて1枚のように……シャープが東京駅構内に330インチのマルチデジタルサイネージ設置

2010/10/23 07:23


330インチのマルチデジタルサイネージ【シャープ(6753)】は2010年10月22日、JR東京駅構内(八重洲中央口改札内)に首都圏では最大級となる330インチ(8.4メートル)相当の大画面を用いた「マルチデジタルサイネージ」を設置、同年10月29日から運営を開始すると発表した。60V型液晶ディスプレイ(PN-V601)18面展開(縦3×横6面展開、2.985×8.368メートル)(【発表リリース】)。



↑ シャープが設置する「マルチデジタルサイネージ」
↑ シャープが設置する「マルチデジタルサイネージ」

今デジタルサイネージは、システム・フレーム幅が 6.5mmと狭額の60V型液晶ディスプレイ<PN-V601>を18面設置(縦3面・横6面)したもの。フレーム間のつなぎ目が目立たないため、迫力ある300インチ超の1枚による大画面ディスプレイとして、また、複数のコンテンツを同時に放映するマルチディスプレイとしても使用することができる。同パネルはシャープのテレビコマーシャルなどの情報発信を中心に活用する予定とのこと。

1枚の大きな液晶パネルによるデジタルサイネージはよくある話だが、それをつなぎ目がほとんど無いように複数のパネル配置で形成し、「そのまま一枚画」「それぞれ構成パネル一枚ずつ別々」の双方の用途で使いこなせるという考えは非常に賢い切り口といえる。写真にもあるように大きさも相当なもの。東京駅を使う機会がある人は、一度足を運んでみてはいかがだろうか。



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