来年9月から使い捨てライターの販売規制開始・子供の事故対策導入済みのもののみ販売可能へ
2010/11/06 06:59

今件は今年6月18日の消費経済審議会答申を受け、特定のライター(使い捨てライターと多目的ライター(点火棒))を消費生活用製品安全法に基づく特定製品及び特別特定製品として追加するもの。追加後は、「チャイルドレジスタンス機能」と呼ばれる措置(言葉通り「子供が容易に使えない機能」)が施された事についてテストに合格したことを示す「PSCマーク」の無い商品は販売ができなくなる(【該当資料ページ】)。

大人が日常生活の中で使うものについては「危ないから触らせない、存在させない」では無く、保護者や学校など周囲が「子供が使うと危ないのだよ」と懇切丁寧に教え、学ばせ、知識・知恵として修得させるべきではないだろうか。さもなくばしまいには「未成年者は携帯電話も自転車もテレビも新聞も雑誌も使ってはいけない。だから『子供が利用できないような物理的考慮を施したもの』でないと販売・利用禁止」という愚策(それは同時に保護者の責任転嫁でしかない)に陥りかねない気がするのだが。
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