iPadで自然に動く涼宮ハルヒ、角川電子書籍の案内役として登場
2010/11/13 06:29
モーションポートレートと角川書店は2010年11月12日、アニメロイドシリーズの第1弾として、iPad向けアプリ「アニメロイド『涼宮ハルヒのBOOK☆WALKERナビ』」をApp Store上で無料配信すると発表した。配信開始は「近日中に」とのこと。角川書店の電子書籍の根幹部分「BOOK☆WALKER」と連動して、『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズの主人公・涼宮ハルヒが「BOOK☆WALKER」内の書籍を案内・紹介していく内容となっている(【発表リリース】)。
↑ 『涼宮ハルヒのBOOK☆WALKERナビ』
「アニメロイド」とはモーションポートレート社が開発したMotionPortrait技術によって、なめらかに動作するキャラクタ―モデルの総称。画像の質感をそのまま残し、リアルタイムで描写される表情アニメーションや、ユーザーからの入力に対する反応を瞬時に実現するモデル。
↑ 今件の『涼宮ハルヒのBOOK☆WALKERナビ』ではないがMotionPortraitの一例。後半部分、チョウチョが飛ぶようすに注目。【直接リンクはこちら】
『涼宮ハルヒのBOOK☆WALKERナビ』は【角川グループが電子書籍を中心としたコンテンツ配信プラットフォーム事業に本格参入。でもまた独自フォーマット?】でお伝えした、角川の電子書籍の根幹システム部分「BOOK☆WALKER」と連動するアプリ。電子書籍などの内部コンテンツを、「アニメロイド化された涼宮ハルヒ」が彼女らしいメッセージを添えながら案内する。
書籍案内だけでなく、時計やアラーム、タッチパネルの反応、非タッチ時の自動挙動など、お遊び系のアプリとしの機能も多種多様に、そして完全に新規収録された音声入りで搭載。「BOOK☆WALKER」を使っていなくても、それ単体でも楽しめる内容となっている。
↑ 時計機能なども
なお、両社はMotionPortrait技術と角川書店のキャラクターによる「アニメロイド」シリーズを拡充していく予定だという。このMotionPortraitがゲーム界隈ではじめて話題に登った『涼宮ハルヒの約束』(PSP用、2007年10月発売)では、発売前後に「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズの主要女性登場人物として、MotionPortrait技術を使って涼宮ハルヒ本人だけでなく朝比奈みくるや長門有希を動かすデモも公開されていた。順当に考えて、彼女たちが「BOOK☆WALKER」の案内役として登場することに期待したいところだ。
(c)2006 谷川流・いとうのいぢ/SOS 団
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