吉野家、牛鍋丼などのトッピングメニューとして「牛鍋豆腐」「ねぎ玉子」を展開
2010/12/01 06:10


↑ 「牛鍋豆腐」「ねぎ玉子」
リリースによればかつての牛鍋に入っているさまざまな具材を再現し、「牛鍋丼」の味わいをより楽しむため、今回の「牛鍋豆腐」「ねぎ玉子」に至ったとのこと。吉野家ではすでに玉子の提供は行っているが、それ以外の本格的な牛丼系のメインメニューに対するトッピングを提供するのは、今回が初めてとなる。
先日【牛丼御三家の2010年10月分営業成績をグラフ化してみる】でも解説したが、「牛鍋丼」は久方の大ヒット商品となったものの、客単価の減少を招き、売上を大きく減らすことになった。

↑ 牛丼御三家2010年10月営業成績(再録)
そのため、今回トッピングメニューを新規に展開することで客単価を引き上げ、売上の底上げを画策したものと考えられる。一部報道によれば先行販売した店舗では、注文客の1割強がこれらのメニューを注文したとのことで、それなりの効果は期待できる。
牛丼系のメインメニューに対するトッピングでは、すでにすき家が「おろしポン酢」「キムチ」「明太子マヨ」「ねぎ玉」などを展開中。事実上これに追随する形となる。果たしてどこまで今回の「牛鍋豆腐」「ねぎ玉子」が客単価引き上げに貢献できるのか、気になるところではある。
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