コーエーテクモ、Yahoo!モバゲーで『のぶニャがの野望』を来春展開へ

2010/12/16 06:11


『のぶニャがの野望』コーエーテクモゲームスと【ディー・エヌ・エー(DeNA)(2432)】は2010年12月15日、DeNAが運営する【Yahoo!モバゲー】内において、2011年春から新作のソーシャルゲーム『のぶニャがの野望』を展開することを発表した。日本の戦国時代をテーマにし、戦国武将たちを「猫」に代えたゲームとなる(【発表リリース】)。



↑ 『のぶニャがの野望』のロゴ
↑ 『のぶニャがの野望』のロゴ

↑ 受付画面
↑ 受付画面

『のぶニャがの野望』は、数々の戦国大名が覇を競う日本の戦国乱世を舞台とするオンラインソーシャルゲーム。ただし数々の武将たちが愛らしい「猫(ねこ)」として登場する。具体的にはコーエーテクモゲームスの代表作である歴史シミュレーションゲーム 「信長の野望」が持つ重厚なイメージから一転し、「織田のぶニャが(織田信長)」「ミケだ信玄(武田信玄)」「お江ニャン(お江:浅井長政の三女)」といった”ねこ武将”たちが多数登場し、活躍していくことになる。

↑ ねこ武将の一例(予定)
↑ ねこ武将の一例(予定)

プレイヤーは個性豊かな”ねこ武将”たちを集め(!)、戦国大名たちを助ける「御雇衆」(おやといしゅう)を結成。他のプレイヤーたちと、時には協力しあい、また時には競いあうことでその名を天下に轟かせていく。

『のぶニャがの野望』はクライアントタイプのゲームではなく、専用のプログラムをインストールする必要はない。いわゆる「ブラウザゲーム」で、インターネットブラウザ上でプレイできるタイプのゲームとなる。基本プレイは無料だがアイテム課金制を採用しており、特殊な効用などを必要とする際には有料アイテムを購入することになる。また本サービスの開始は2011年春。それに先立ち2011年1月からβサービスが開始される予定。

なお今リリースには無いが、【同日発表の別リリース】で、コーエーテクモゲームスでは「モバゲーオープンプラットフォーム」へのスマートフォンでの参入を発表しており、今タイトル『のぶニャがの野望』の展開も公開している。スマートフォンでの対応だが、モバゲータウンでも楽しめる予定(DeNAでは15日から【スマートフォン版のモバゲータウンの展開を発表している】)。

コーエーテクモ本社は【シブサワ・コウ氏、現場復帰…コーエーテクモで襟川陽一氏が代表取締役に就任】【コーエーテクモ、臨戦態勢か?】などにもあるように、業績の低迷を受けて経営陣の再編成を行っている。かつてのコーエーのトップリーダー達が前面に復活展開し、大きな動きを興す雰囲気を見せていた。今回の「Yahoo!モバゲー」「モバゲーオープンプラットフォーム」への参入が、恐らくはそのファーストステップとなるのだろう。


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