二足ロボットをドライバーで創る「週刊 ロボゼロ」デアゴスティーニから登場
2010/12/22 06:34


↑ ロボゼロ

↑ 付属マガジン
『週刊 ロボゼロ』で組み立てるロボット「ロボゼロ」は、全高300ミリ・全幅170ミリ・奥行き100ミリ・24自由度。サーボにはRS306MD、素材にはアルミを使用。スタイリッシュな外観で圧倒的な運動性能と機敏な動きを実現、各種競技会規格にも対応した超高性能なアスリート・ロボット。本紙付属のプラスドライバーのみで組み立てられる、シンプルな構造となっている。
さらに優れたバランス性能によりさまざまなアクションが可能。歩く、走るはもちろん、俊敏なハイキックに続いての片足立ち、腕だけを床につけた倒立、ダンスのような複雑な動きが可能な上、五本の指でボールをつかんで投げる、文字を書く、金網を昇るなど人間さながらの動きを実現可能。その上、赤外線受信機能もついており、付属のリモコンであらゆる操作を実行させることができる。優れたハードウェアとソフトウェア両面にわたる確かな技術で、初心者でも難なく「ロボゼロ」をコントロールすることができる。

↑ 専用ソフトでモーション作成も可能
ロボゼロ用に開発された専用アプリケーションも本誌に付属。プログラミングはもちろん、好みの歩幅や速度などを打ち込むと最適なモーションを自動で作成できる。さらに、ロボットを自分の手で動かして作ったポーズを読み取って数値化できるため、初心者でも無理なく楽むことができる。そしてロボット本体にmicroSDカードを挿入するスロットが付いているため、自身で作成したプログラムやデータを簡単にインポートすることも可能。
他のデアゴスティーニの付録付き雑誌と異なり、ある程度(あるいは最終巻か?)まで揃えないと、対象となるロボット全体の挙動を楽しめそうにないため、連載号を買い続けるモチベーションは非常に高いものとなりそうだ。週刊で全70号となると、単純計算で1年強かけての完成となるわけだが、総費用も約9万円となる。色々な意味でハードで、だからこそやりがいのあるロボット構築となりそうだ。
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