【更新】群馬と神奈川に「タイガーマスク」からの贈りもの・ランドセルの寄贈相次ぐ
2011/01/06 07:06
先に【サンタさんはタイガーマスク? ランドセル10個が児童相談所に】でお伝えしているように、昨年2010年のクリスマスに群馬県の児童相談所にプロレス漫画・アニメの「タイガーマスク」の主人公名「伊達 直人」氏を名乗る人物からランドセルの贈呈品が「クリスマスプレゼント」として行われていた件に類する形で、今度は神奈川県の小田原児童相談所にも、同じようなランドセルの贈呈品が「お年玉」として元旦に行われていたことが明らかになった([YOMIURI ONLINE]など)。
↑ 群馬県の児童相談所に寄贈されたランドセル
↑ 小田原市の話を伝える報道。【直接リンクはこちら】
昨年12月24日から25日にかけて、群馬県中央児童相談所玄関前に10個のランドセル(黒・赤5個ずつ)が山積みにされ、「施設の方へ」「子供達の為に使って下さい。」とのメッセージと共に寄贈された。差出人がプロレス漫画・アニメの「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」氏で、作中では孤児の主人公が同じような境遇の子供達が暮らす施設に対してファイトマネーを寄付する姿が描かれているため、それを模した寄贈とされていた。
今回の神奈川県の児童相談所に届けられたランドセルは全部で6個(黒と赤、3個ずつ)。神奈川県の公式サイトにはまだ正式なリリースが掲載されていないが、各報道によればやはり「伊達直人」氏の名前と共に「関係者の皆さまへ」という題で「去年の群馬のランドセルの件、非常に感銘を受けました。ニュースを聞き心が休まりました。自分にもなにかできるのではないかと思い贈ります」「タイガーマスク運動が続くとよいですね」などの手紙が添えられており、群馬県の”タイガーマスク”とは別人であること、同時に想うところは同じであることが語られている。
各児童相談所では児童達にこの「タイガーマスク」のことをどのように教えるのだろうか。それも気になるところ。また、先日の記事【「防犯グッズは自分らで買うけどランドセルや学習机は…」母親心とお財布事情】にもあるが、昨今ではランドセルはどちらかといえば祖父母に買ってもらうことを望む保護者が増えている。今回の「タイガーマスク」もあるいは、児童達にとっては優しいおじいちゃん・おばあちゃんに映るのかもしれない。
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