【更新】コナミ、ハドソンを株式交換方式で完全子会社化・社長も派遣へ
2011/01/21 07:01

リリースによれば今回の完全子会社化の理由についてコナミ側では
・すでに2001年に出資、2005年に子会社化するなど経営資源の相互利用のスタイルを推し進めてきた。
・ハドソンはオンラインやモバイル分野において大きなアドバンテージを持つ。一方でコナミ本体は素材を多方面展開する総合力に長けている。
・ソーシャルメディアやスマートフォンの盛況ぶり、ソーシャルゲームなど新ネットサービスへの注力は急務。コナミの検討課題。
・ハドソンでは早期からネットワーク系への注力を果たしている。特に携帯電話上での音楽コンテンツで経験が豊富。
・これらの条件から、両社の経営資源をソーシャルメディア事業に注力することがベストと判断した。
・ハドソンはオンラインやモバイル分野において大きなアドバンテージを持つ。一方でコナミ本体は素材を多方面展開する総合力に長けている。
・ソーシャルメディアやスマートフォンの盛況ぶり、ソーシャルゲームなど新ネットサービスへの注力は急務。コナミの検討課題。
・ハドソンでは早期からネットワーク系への注力を果たしている。特に携帯電話上での音楽コンテンツで経験が豊富。
・これらの条件から、両社の経営資源をソーシャルメディア事業に注力することがベストと判断した。
と説明している。要は両社の優れたところを融合させ、ソーシャルメディア・ソーシャルゲーム・スマートフォンなど昨今成長株の分野に経営資源を集中投入し、飛躍を目指そうというもの。
元々2005年に子会社化を果たし、また昨今のモバイルやソーシャルメディア市場周りなどを見ると、最終的にコナミがハドソンを完全子会社化する可能性は少なからずあった。しかし実際に、このように現実のものとなると、両社の今後のますますの発展を祈ると共に、一抹の寂しさを覚えてしまうのもまた事実ではある。
なおハドソンといえば【ハドソン(4822)の「名人」こと高橋利幸氏の趣味はカメラ、最近はデジカメへ】でも紹介した高橋名人こと高橋利幸氏の動向が気になるところ。今のところ同氏のブログ[16連射のつぶやき]では何の言及もないが、同氏のブランド力を考慮すれば今後もこれまで通りの活躍を続けていくに違いない。
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