【更新】江崎グリコ、80kcalのレトルトカレー「カロリーコントロールカレー」を2月15日から発売
2011/02/04 07:12
【江崎グリコ(2206)】は2011年2月3日、一人前で80kcalのレトルトカレー『カロリーコントロールカレー』を同年2月15日から全国で発売すると発表した。「甘口」「中辛」「辛口」の3種類で価格は141円(税別)([発表リリース])。
↑ カロリーコントロールカレー
カロリーコントロールを意識する人には、摂取カロリーは非常に気になる要素。ラベルのカロリー表記を目にし、手に取った食品を棚に戻す経験をした人は少なくないはず。今回発売される『カロリーコントロールカレー』は、通常レトルトカレーで使われる砂糖や小麦粉を一切使用せず、油を控えめにしている。一方で低カロリーの甘味料や野菜、果物を組み合わせることで1人前(一袋)80kcalでありながら、コクのあるカレーに仕上げている。
なお「80kcal」は体調管理などでカロリーの調整をする際に、「1単位」として扱われるカロリー量。たまご小1つ、バナナ中サイズ1本、ジャガイモ中サイズ1つなど、身近な食品をカロリーではなく「単位」で扱うことにより、計算がしやすくなっている。またカロリーの上で食材の組合せを考える際、同じ仲間(野菜なら野菜、主食なら主食)同士なら単位数を同じにすれば、交換が可能として考えることもできる仕組み。
以前【150キロカロリーのご飯と100キロカロリーのおかず、合わせて200円でござる】で試食レポートを挙げたように、健康意識が高まる中でカロリーに配慮した調味料や飲料などが次々と発売されている。江崎グリコでも2003年6月から1個80kcalの『カロリーコントロールアイス』を発売し、注目を集めている。今回、『カロリーコントロール』シリーズをレトルトカレーに広げることで利用者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)向上に寄与し、同社の企業理念「おいしさと健康」を推進していくとリリースでは伝えている。
この類のカロリーセーブ食品のポイントは、価格と味わい。最近ではカレーやシチューなどのレトルト食品では特に「カロリーひかえめ」をうたわないものでも、それなりに低カロリーのものが増えている。80kcalとは確かにインパクトがあるが、果たして味わいがいかなるものなのか、さらにこのような食品では軽視されがちな塩分量はどれくらいか、など、色々と気になるところ。機会があれば実際に試食してみることにしよう。
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