タカラトミー、山口智充氏プロデュースのトミカ「ボクらの町の職人車」を発売

2011/03/02 06:37


ボクらの町の職人車【タカラトミー(7867)】は2011年3月1日、「トミカ」のファンで「トミカ40周年 でっかい子ども大使」にも就任している「ぐっさん」こと山口智充氏がプロデュースしたトミカの新商品『ボクらの町の職人車』を同年3月19日から玩具専門店・百貨店・量販店・コンビニなどで発売すると発表した。希望小売価格500円(税込)・全10種類。ペーパークラフト付き。開けてみるまで中身が分からない「くじ」仕様(【発表リリース】)。




↑ パッケージデザイン(上)と全ラインアップ(下)
↑ パッケージデザイン(上)と全ラインアップ(下)

2010年1月からスタートした「トミカ40周年事業」では、「でっかい子どもに、育てよう。」をテーマに掲げ、「トミカは、遊びを通して豊かな想像力を引き出し未来の社会を創造する“でっかい子ども”を育みます」というメッセージを、「トミカ40周年 でっかい子ども大使」に就任した山口智充氏と共に、トミカで遊ぶ子どもたちやご両親に向けて発信してきた。そのような山口智充氏が企画コンセプトから立案した「ボクらの町の職人車」には、「トミカで遊びながら想像力を働かせて無限大に遊んでほしい」、「遊びを真剣に考えることをぜひ感じてほしい」という想いが込められており、リアリティのある世界観を追求した内容となっている。

山口畳店「ボクらの町の職人車」は、昭和、平成と、時代を越えて今もなお現役で働き続ける町の職人たちが、商売道具をのせて何十年も使い続けているトラックなどの“職人車”(商用車)にスポットをあてて企画されたもの。山口智充氏が“職人車”に特に注目し始めたのは、20代後半くらいからで、変わりゆく町の景色の中で独特な存在感を放ち続ける力強い雄姿に共感したのがきっかけとのこと。本商品には、同じ世代の大人たちには、そんな車や町の風景を懐かしく感じてもらい、子供には「ボクらの町には、こんなかっこいい大人たちがたくさんいて、経済を支えているんだ」という魅力を伝えたいという山口智充氏の強いメッセージが込められている。

商品のラインナップは全10種。“山口造園”や“山口青果店”など架空の町の商店がモチーフになっており(※全部「山口」名)、「トミカ」を車庫に入れたり店の前に停車させたりして遊べる紙製模型(ペーパークラフト)がセットになっている。「トミカ」本体は、職人たちが何十年も使い続ける車を再現するために、車体の塗装がはがれたような彩色や、泥がついたように表現するなど、あえて年季の入った車に見えるように工夫されている。また商品パッケージに印刷された商品ロゴは、達筆な山口智充氏直筆のサインで、職人たちの熟練さと力強さを表現している。なお本商品は、どの商店の職人車が入っているかは開封しないとわからない“くじ”仕様。

通常のトミカと比べるとやや割高になるが(通常タイプは税込378円)、各車両にマッチしたペーパークラフトが付属し、トミカ本体と合わせて小さなジオラマ化できるのはポイントが高い。働く車たちの雄々しさに、惚れこんでしまう子供はもちろん、大人も多いのではないだろうか。


(C) YOSHIMOTO KOGYO (C) TOMY



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