学研、避難所の子供に向けに「道具無しでできる遊び」18種を紹介したPDFやアプリを無料配信
2011/03/27 06:35


↑ 「保育おたすけハンドブック いつでもどこでも編」
今回無料提供されるのは同社が販売している「保育おたすけハンドブック」から、特別な道具を使わずに楽しめる遊び全18種類を紹介した部分を抜粋した「いつでもどこでも編」。「わらべうた」「じゃんけんあそび」「クイズ&ゲームあそび」「伝承あそび」「おにごっこ」「運動あそび」の6カテゴリに大別され、それぞれが3つずつ図入りで解説されている。例えば「グリコ・チョコレート・パイナップル」や「おせんべやけたかな」など、大人でも良く知っている・覚えている遊びが多数盛り込まれている。
今回学研側では「東日本大震災で避難所生活を余儀なくされているこども達とご家族の方の心のケアになれば」との配慮から、道具が手に入りにくい避難所でも子供が遊べる「いつでもどこでも編」を編纂して提供。パソコンなどでダウンロードできるPDF版は、主に被災地でボランティアなどで活動する人のため、電子書籍アプリ版はそれに加えて現地の被災者自らの閲覧も考慮している。
学研側では今件ハンドブックの提供に際し「長引く避難所生活の中で疲れてしまったこども達の心が、”遊び”を通じて少しでも癒されることを望んでおります」とコメント、現地での子供達への心のケアを情報面でサポートできれば、と語っている。
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