サントリー、缶製品1本毎に1円を東日本大地震の義捐金に拠出
2011/04/12 06:36

サントリーでは今般東日本大地震において物理的な被害はさほど無かったようだが(【工場見学休止など】の影響はある)、一方で3月14日には早くも【550ミリリットルサイズ「サントリー天然水」100万本提供と3億円の義捐金拠出】を決めているなど(うち36万本は3月12日の時点で緊急出荷済み)、早期から支援体制を固めている。
今回の取り組みもその一環で、説明によると「今回の震災被害が過去に例を見ない甚大なものであり、被災地の復興・再生についても長期化が予想されています。そうした中、サントリーグループとして出来る支援についてさらに検討を重ね、今回の新たな復興支援を決定した」とし、被災地の復興だけでなく、産業の再生支援や新たな起業、さらには子供たちへの教育支援など、未来の希望に貢献できる分野での支援も重要と言及している。

自社商品・サービスの売上に比する形で義援金を拠出するスタイルとしては、先日の【「クロネコヤマトの宅急便」、宅急便1個につき10円を被災地支援に・料金は変えず】が記憶に新しい。経済の活性化を推し量り、自社ビジネスを展開させ、売上に比した「決して少なくない」義捐金を拠出するという仕組み(安いものでは100円台から展開している缶製品で1円の拠出は大きなもの)は、多くの人たちに受け入れられるに違いない。
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