ディズニーランド、4月15日から開園時間短縮で運営再開
2011/04/13 07:00


↑ 地震発生時の様子@ミッキー広場。【直接リンクはこちら】
両パークは2011年3月11日に発生した東日本大地震などの影響を受け、翌日12日から休園を決定していた。当時の説明によると「地震による園内の施設や建屋の大きな被害はなく、すでに安全確認も進んでおりますが、運営再開時期につきましては、パーク施設の安全性に加え、交通機関や周辺インフラの復旧状況等も踏まえて慎重に判断」をするのとのことで、その後は何度となく「一部報道による開園報道」「オリエンタルランド側の否定」というやり取りが行われた。
今回の発表によると、東京ディズニーランドは4月15日から開園再開をするものの、運営時間は8時-18時までに短縮(通常は22時)、料金は通常料金だが5月14日までは入園一人につき300円換算で被災地復興のための義援金として日本赤十字社に寄付(オリエンタルランド側が)、設備使用時や照明などにおける「ゲストの安全確保の前提」による節電を行うなど、各種対策が施されている。
一方東京ディズニーシーは「再開できる体制は整って」いるが、現時点では休園を継続し、早期運営再開を目指すと言及。「ディズニーホテル」は同日4月15日から営業再開(東京ディズニーシー・ホテルミラコスタは東京ディズニーシーの再開日まで営業見合わせ)。イクスピアリはすでに時短営業再開済み、シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京は4月23日から公演再開、ディズニーリゾートラインは4月2日から間引き運行での営業を再開している。
なおリリースではオリエンタルランドの意向として「電力供給不足への対策の1つとして、自家発電設備の導入の検討を開始」という言及が確認できる。東京電力管轄内における電力供給力不足に伴う一部批判を受けて、そして中長期的なリスク管理として、一部の製造工場が自前の発電所を所有しているのと同じ対応と検討していると考えられる。
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