サッポロ飲料、夏季の東電管轄内飲料自販機で10-21時に25%追加節電へ
2011/04/19 06:54


今回発表によれば、電力需給の状況を鑑み、さらに10時-21時の間の25%の電力カットを実施するとのこと。この時間帯は先の日本コカ・コーラが追加冷却停止を輪番で行う時間帯と同じであり、25%という電力カット率は【東電、計画停電は6月3日まで「原則不実施」】にもあるように電力大口需要家に求められる節電努力目標の25%と一致する。なおサッポロ側の具体的な25%削減方法について、今件リリースでは言及されていないため、詳細は不明。
リリースでは「さらなる電力節減という社会的要請に応えるため」と自主的・自発的節電の決定理由について触れつつも、「飲料自販機は生活者にとってのかけがえのない機能を果たしております」と社会的な存在意義を改めて公知している。一部に見受けられる(、数年前のコンビニ夜間営業周り話同様の)実情や公益を無視したヒステリックな非難をけん制しているようにも見受けられる。
また、「7-9月」「25%(以上)」「10時-21時」というスタイルが2社によって確立されたため、今後大手他社が同様の自発的節電に取り組む場合、同じ値を目標値とすることが予想される。
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