これは納得・転がりにくく開けやすいスティックのり「ippo!固定のり」発売

2013/12/17 07:30


ippo!固定のりトンボ鉛筆は2013年12月16日、同社の学童文具シリーズ「ippo!(イッポ)」の最新作として、低学年でも開けやすく、学習机で転がりにくい工夫をした固定のり(スティックのり)「ippo!固定のり」を2014年1月中旬から発売すると発表した。価格は126円(税込)。色は青とピンクの2種類。本体サイズは幅20×全長90ミリ。重量22グラム。のりの容量は約10グラム(【発表リリース:低学年にも扱いやすい固形のり「ippo!固形のり」開けやすく、転がりにくいキャップにしました】)。



↑ ippo!固定のり
↑ ippo!固定のり

「ippo!」とはトンボ鉛筆が展開している、小学生の子供を持つ保護者の心づかいを採りいれた学習文具シリーズ。今商品でもその心づかいが複数個所で採用されている。

「ippo!固定のり」最大の特徴は、キャップ部分に約5ミリの突起を設けた点。上から見ると水滴の形をしているため「しずく型キャップ」と呼んでいる(実用新案出願済)。この突起部があることで、親指をかけてキャップを引き抜きやすくなるのがポイント。またこの突起の存在により、学習机の上で転がりにくくなるため、落下のリスクが大幅に減少する。

↑ 突起部分をひっかけることでキャップが開きやすくなる
↑ 突起部分をひっかけることでキャップが開きやすくなる

元々固形のりのキャップは「のりの乾燥を防ぐため密閉する必要がある」「のりがキャップなどにつくこともある」などの理由から、キャップの引き抜きが重くなる場合がある。そのため、便利だが事務用のキャップは子供には開けにくいとの声が上がっていた。そこで今回の「しずく型キャップ」の採用となった。

また、キャップをしっかりと閉めていないと黄色い線が見える「お知らせカラー」を採用。キャップ頭部には油性マーカーで名前を書き込める「お名前スペース」を用意した。これらもまた、子供向けの配慮の一環。

↑ 「お知らせカラー」でキャップの締めそこないを確認
↑ 「お知らせカラー」でキャップの締めそこないを確認

使われているのりは塗った部分が見えて、時間が経つと色が消える「消えいろタイプ」。また内容量が同じ従来商品「消えいろピットS」と販売価格は同じとなっている。

説明には「小学生向け」とあるが、「しずく型キャップ」や「お知らせカラー」は大人による通常使用においても便利で有益。特にキャップ形状の工夫で転がりにくくなる仕組みは、コロンブスの卵的ななるほど感が非常に強い。ちょっとした工夫が嬉しい新商品に違いない。


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