間もなく切り替え・ローソンで「地デジ化移行」周知展開

2011/07/06 05:08


地デジ化[ローソン(2651)]は2011年7月5日、総務省からの依頼により「地上デジタル放送の完全デジタル化推進」に協力すると発表した。同年7月24日に東北3県(岩手県、宮城県、福島県)を除く各地で、地上テレビ放送のアナログ放送が、デジタル放送に完全移行されることに関する公知の助力を行う。ローソン側では全国の店舗を地域の情報発信拠点と位置づけ、地域住民にデジタル放送への完全移行に関するお知らせを行っていくことになる(【発表リリース】)。



↑ 店舗に設置する告知用資材
↑ 店舗に設置する告知用資材

具体的には、対象地域の全店舗(約8500店)で、完全移行日の7月24日をはさんだ7月5日から8月6日まで、店頭にアナログ放送が終了することを知らせるフラッグを掲示。また、8月15日まで店内に「総務省 地デジコールセンター」の電話番号が記載されたチラシやカードを配置する。

【年齢階層別のテレビ普及率をグラフ化してみる(2011年データ反映版)】などによれば、中堅層以降を中心に地デジ化対応のテレビは浸透を続けているものの、従来型テレビの普及率と同レベルにまで普及したとは言い難い。生活に密着し社会生活の一部として日常に溶け込んでいるコンビニ内での周知活動は、プラスにこそなれどマイナスとなることはないはずだ。

もっとも地デジ化を果たす予定の人(切り替え後もテレビを視聴し続けたい人)は、7月24日の切り替え以前に何らかの形で対応を行っているのがほとんどだから、どこまで成果があるかは微妙なところかもしれない。



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