【更新】東・西日本は今後一週間高温注意・35度以上の「猛暑日」も

2011/07/12 06:16


暑い夏気象庁は2011年7月11日、「東日本から西日本の高温に関する全般気象情報」の第一号を発令した。それによると東日本から西日本にかけて、今後一週間(7月18日までの間)、最高気温が35度以上となり、いわゆる「猛暑日」となる地域が現れるとし、注意を発している([発表リリース])。



リリースでは次のような警告を発している。

・東日本から西日本では、向こう一週間は太平洋高気圧に覆われて気温が平年よりかなり高いところが多くなる。
・最高気温が35度以上の猛暑日となる場所が出てくる可能性がある日と地域。
  関東甲信地方では今後一週間
  東海地方では13日-18日頃
  近畿地方では14日-18日頃
・熱中症など健康管理や農作物の管理に十分注意を。

夏の営業「猛暑日」とは2007年に定められた気象用語で、一日の最高気温が35度以上になった日のことを指す。すでに先日までの時点で、今年においては複数個所で「猛暑日」となるような気温が観測されているが、少なくとも今日も含めて直近一週間は、十分以上に留意しておく必要がある。特に今年は節電周りで色々と無理をしている人も多いはずで、自分自身だけでなく周囲の人を含め、健康管理には気を付けてほしい。

なお先日【気象庁、ラニーニャ現象の終息見通しを発表・今夏は平常状態との予想】でもお伝えしたラニーニャ現象だが、同日気象庁から発表された【エルニーニョ監視速報No.226】では、「エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続いている」「今後も秋にかけて平常の状態が続く可能性が高い」としており、今件の高温がエルニーニョ・ラニーニャによるものではないことを示している。



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