新聞販売店経由でチラシ「のみ」を届ける「とどくる」、公式サイトオープン

2011/07/12 06:18


とどくる先日【博報堂DYグループ会社、チラシのみを「新聞販売店」が配布するサービス「とどくる」を展開へ】でお伝えした、【博報堂DYホールディグス(2433)】グループ会社博報堂であるDYメディアパートナーズによる、”新聞を定期購読していない家庭にチラシを配布する、会員制マーケティングメディア事業「とどくる」”。今サービスについて[公式サイト]が創設され、サービス内容がある程度具体的な形で判明した。



↑ 「とどくる」公式サイト
↑ 「とどくる」公式サイト

「とどくる」は年会費無料の会員制サービスで、申し込みをした生活者の自宅へ、新聞販売店がチラシのみを宅配する。新聞朝刊と同じ時間帯で宅配が行われるため、本来の新聞折込広告手法が持っているターゲットのセグメント性、即効性を損なうことなく実施することが可能となる。

今回公開された公式サイトによると、

・スタート時点のサービスエリアは前回発表のものと変わらず
・チラシ配布は毎週土曜日(現時点)。当月15日までに申し込めば、翌月第1週目から配布
・会員登録やその後のサービス提供まで無料
・配送担当は朝日新聞販売店(ASA(朝日新聞サービスアンカー、Asahi‐Shimbun Service Anchor))
・配送を「一時休止」したい場合は事務局まで電話。ウェブでの受け付けは無し。一時休止最長期間は三か月
・お休みは「2011年12月31日(土曜日)」。また、金曜日が祝日の場合は、金曜午前中に配布
・退会は15日までに受付を行えば、翌月から退会可能

などが確認できる。現時点では「週一配布」は第一報の通りで、協力新聞販売店が朝日系列であることなどが新たに確認できた。一方で具体的なビジネスモデル、「とどくる」がどのような形状で届けられるのかまでは、現時点では相変わらず公開されていない。

また、規約などで「イベント、キャンペーン、ご優待その他各種企画の案内および各種企画の提供」という文言が確認でき、単にチラシのみを配布するのではなく、いわゆるフリーペーパーのようにクーポンや試供品を配布する事が容易に想像できる。通常の新聞と同一ルートでのサービス提供ならば、配布間隔も週一ではなく新聞と同じ日々配布も不可能ではない。

サービス開始は今年10月予定。当方(不破)は残念ながら適用該当地域に居住していないため、実践レポートをお伝えする事ができない。今後サービスを利用している人達からの情報提供があれば、逐次お伝えしていくことにしよう。


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【「とどくる」のビジネスモデルを考えてみた】



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